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資格試験の合格を目指す方の中には、過去問をそれ程重要視していない方もいます。

 私が勉強していたときの仲間の中にも、過去問をあまり重要視していない方がいて、何故かって聞いてみると、

@ (社労士試験は、)法改正が多いから、過去試験の問題を解いても意味がないんじゃないの?

A 過去に出題された箇所が何度も出題されるとは考えられない

  と答えていました。

 確かに、社労士試験では、法改正が多く法改正に対応していない過去問を利用すると間違った知識が入ってきて、間違って答え、間違えるおそれもありますが、法改正に対応した過去問を解くことは短期合格の近道です。

 というのは、試験内容には偏りがあるからです。一度調べられたらと思いますが過去に出題された選択肢が何度も出題されていることもあるのです。

 

 これは、試験問題作成者の気持ちになって考えてみてください。

 当然、まず初めに過去問をチェックしたうえで、どのような問題を出題するのかを考えます。

 そして、平均点と合格割合については過去と同程度にしなければなりません。そうしなければクレームになるからです。

 そこで、過去問を調べてみると平均点位までは勉強すれば、比較的得点しやすい問題をつくり、若干難しい問題を加えているようです。

 そして、その得点しやすい問題とは、勿論、勉強をした者が得点しやすい問題である必要があり、まさに過去試験で問われた内容に近い問題なのです。勉強した者にとって得点しやすい上に、試験作成者側としては、全く新しい箇所からの問題を考えるよりも手間もかからず、とても合理的な方法なのです。

 

 又、難しい問題を作る場合にも、やはり過去試験で問われた内容と現在の現在の状況をベースに考え、あまり過去問からかけ離れた問題を作成し、誰も解けない問題で残りの問題を構成すると、誰も得点できず、運が合否の決め手になってしまいます。ゆえに難しい問題の多くも又過去問をベースに作成されています。

 

 ゆえに資格試験取得のためには過去問をマスターすることは欠かせないのです。

 勿論、過去問をマスターする上で、注意してほしいのは、過去問が法改正に対応しているかどうかです。ゆえに、資格試験取得を目指す場合、問題集等は、常に最新版を購入することをお勧めします。
 
※ テキストも同じ事が言えて、何年も勉強しているのに中々合格できない方の中には、古いテキストをずっと使い続けていて、法改正に知識が対応しなくなっていることもあります。又、始めて勉強しようとする方の中には、とりあえず、中古の本で始めようとする方もいますが、法改正には、充分に気をつけてください。

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